第41回 日本熱傷学会総会・学術集会

第41回日本熱傷学会総会・学術集会

会長挨拶


第41回日本熱傷学会総会・学術集会
会長 横 尾 和 久
愛知医科大学 形成外科


ご挨拶

会長  第41回日本熱傷学会総会・学術集会の会長にご指名いただきましたことを、大変光栄に存じます。会員の皆様には深く感謝申し上げます。
愛知医科大学形成外科教室で本学会を担当させていただくのは、1995年の第21回(青山 久会長)以来丁度20年ぶりのこととなります。また、私の恩師であります故・井澤洋平博士(社会保険中京病院形成外科・熱傷センター)が会長を務めた第8回から数えますと33年ぶりになります。
 メイン・テーマを「Plus Ultra−その先の熱傷医療をめざして」と掲げました。 15世紀当時、新大陸発見までは、西の果てジブラルタル海峡で世界は終わると考えられていました。スペイン王家の紋章には、地の果てである「ヘラクレスの円柱」に合わせて、「Nec Plus Ultra(これより先はなし)」と記載されていましたが、新大陸発見後は、その先に新世界が開けていることが分かり、神聖ローマ帝国皇帝カールX世はこれを「Plus Ultra」に改め、「さらに先へ、もっと前に」という言葉として座右の銘にしました。現在でもスペインの標語として「更なる前進」という意味を表しています。
 熱傷医療においても、これから解決されるべき難問が山積しています。例えば、我が国初の再生医療として登場した培養表皮移植も、生着率は未だ高いとは申せません。重症熱傷集団発生時の病院前ケアを含めた対応策も、これから整備を進めていくべき分野です。叡智を結集して更なる前進を目指したいと思います。
 今回、特別講演には、米国随一の培養表皮移植の実績を有するインディアナ大学のRajiv Sood教授、中国で100床以上の熱傷ユニットを有する上海交通大学医学院付属瑞金医院焼傷整形科の郇京宁(Huan Jing-ning)教授をお招きしております。また、愛知医科大学分子医科学研究所の渡辺秀人教授には、「真皮細胞外マトリックス:構築と病態による変容」というテーマで教育講演をお願いしております。さらに、名古屋ご出身の野田 隆氏(日本旅行作家協会理事)にもご講演をお願いしております。その他多彩なプログラムの準備を進めているところでございます。熱傷医療に携わる多数の皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。




第41回日本熱傷学会総会・学術集会
会長 横 尾 和 久   
  (愛知医科大学 形成外科)




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